国選弁護人のメリット
@ 弁護士費用が免除されることがあります。
A 弁護士費用の負担がある場合でも,低額です。
国選弁護人のデメリット
@ 勾留決定後から国選弁護人が選任されます。
A 一定の軽い犯罪については,起訴前の段階で,国選弁護人が選任されません。
B 本人が国選弁護人を選ぶことができません。
C 本人が国選弁護人を解任することはできません。国選弁護人を解任することができるのは,裁判所のみです。
私選弁護人のメリット
@ 逮捕直後から受任可能です。刑事事件は,初期の対応が非常に重要です。逮捕から勾留決定までの3日間の間に,不利な供述調書を作成されないように助言することができます。検察官に勾留請求しないように交渉することができます。早く示談交渉に着手することが可能です。
A 経験及び熱意を見極めて,依頼することができます。
B 弁護人を解任することができます。
@ 弁護士費用として着手金が必要です。
A 辞任される場合があります。