訴状が届いたら,以下のとおり,行動して下さい。
- 訴状の請求の原因に記載されている事実について,事実か否か,事実でない場合は,真実は何か,さらに,背景となる事実は何か,関連する事実は何か,について,調査します。
- 調査した事実を証明する証拠を集めます。
- 調査した事実についての報告書と証拠の原本を持参して,弁護士に相談します。
- 弁護士と委任契約をし,弁護士に答弁書を作成してもらいます。
- 答弁書には,請求の原因に記載されている事実について,認める,否認する,不知のいずれかの認否をし,被告の主張を記載します。
- 裁判の方針について,早期の和解を目指すか,裁判所の勧告に応じて臨機応変に対応するか,判決を目指すか,のいずれかの方針を決めます。
- 第1回の裁判の前に,答弁書を提出します。
訴状が届いてから,
第1回の裁判の期日までに,1ヶ月位しか時間はありませんので,迅速な対応が必要です。答弁書は,充実したものを提出する必要があります。したがって,
訴状が届いたら,出来る限り早く弁護士に相談することが必要です。