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退職勧奨において，パッケージ（特別退職金）を多く獲得するには，以下のポジティブな要素が必要です。

 

　合理的な思考をする。

合理的な思考とは，�@退職するならば，パッケージを多くもらった方が得である，�Aパッケージを多く獲得するためには，交渉する必要がある，�Bパッケージ交渉をするには，弁護士に依頼する必要がある，というプロセスです。

 

　強い精神力を持つ。

強い精神力とは，�@会社の提案したパッケージが少ない場合は，即座に拒否できる，�A交渉がまとまるまで待つという忍耐ができる，�B自分の能力に自信がある，という要素です。

自信のない人は，泣き寝入りする必要がないにもかかわらず，泣き寝入りしてしまう傾向があります。

 

　弁護士とのチームワークをよくする。

弁護士とのチームワークとは，�@信頼関係を維持する（嘘を言わない，約束を守る），�A情報共有をする（隠し事をしない，迅速に報告する），�B役割分担を果たす（依頼者は業務に専念し，交渉は弁護士が担当する）という要素です。

弁護士とは，�@結果，�Aプロセス，�B費用について，交渉開始前に打合せする必要があります。

 

　準備をする。

準備とは，�@会社の問題点（退職強要，パワーハラスメント，残業代未払など）について，事実関係を詳細にメモする，�A就業規則違反などの弱点を作らない，�B精神的に辛い場合は，心療内科，精神科に通院し，心のケアをする，等です。